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雑記

U-20コロンビア戦のSB裏

コロンビアは前半相手#16が右(日本の左)など、両サイドタッチ際に張ることで、日本のSBとCBを広げて不安要素を作り、かつ2、3人でつないでくるので数的にいやらしい感じ。

1失点場面、元は左前プレにいったところをはがされ、その空いた中央から逆に展開され、SB裏をえぐられた。

福井はバイタルに移動する#10が見えていたのに戻り対応が甘いのは疲労か。

チェイスが釣り出されなければ、中央を上がってきた#10に寄せるなりコース切るなりできた。

このときにもファーに#11がいて松田はケアせざるをえなかった。

後半入った#9はネックレス外し忘れるし、入り早々肘打ちで気持ち高ぶりすぎだろと思いきや、しっかり2点目を決めてきた。

コロンビアの両SHは、破壊的なドリブルをするわけでもないが高い位置取りによって得点効果と日本のSB抑制を果たしたいい例。

負けはしたが日本も強豪相手に可能性あるチャンスを作っていたので前向きに捉えていいだろう。

気になるのは、監督がインタの「1失点目は仕方ないとして、2失点目で自分達で苦しくした。」。連続失点のことを言っているのでそれは確かである。

が、前プレはがされて自らバランス崩して失点は、A代表や女子それも複数回と立て続けに同じパターンが繰り返されていること。

むろん今回は2点目を取りに行く点で間違いではないが、何か目に見えてない日本人特有の「修正しなくてはならない」性質や戦術の穴があるのではないかと感じてしまう。

次のイスラエルは馴染み薄いのでKSでも見てみたい。2位突破でもグループAの2位と対戦だがやはり1位突破したい。

イニエスタと古橋

単に引退や継続ならここまで不穏(ふおん)な動きはしないであろう、という雰囲気だったが、そういうことか。

当初からの神戸で経歴を終えるつもりという話、だが現役は続けたい。本人の葛藤やフロントの説得などが想像できる。

これだけの実績を持っているにもかかわらず、チームや監督に対して上から目線ではなく悪びれることもなく。

それゆえに神戸としてはアンバサダーなどどんな形でも、相応の報酬を用意してでも、引き止めたかったであろう。

話変わるが今日、日本代表メンバー発表があり、神戸時代ホットラインを見せていた古橋が代表再招集。

それぞれに深い物語がある。

U-20W杯初戦

芝が重そう。とはいえ急きょ開催国に名乗り上げてあそこまで会場設営したことはさすがアルゼンチン、そして感謝。

オフサイドで主審の音声を流していたが「by No.9」(倒れた選手)と誰がまで言っていたのはわかりやすくていい。

さて、日本のよかったこと。

  • 多くの場合において、相手サイド攻撃に対してSBが対応しにいけていたこと、CBがサイドに釣り出されることなく中央で構えていたこと。
  • 後方への相手プレスをくぐって中央MFへ縦につけていたこと。
  • CKのデザインがその場ではなく練習の成果が見られたこと。
  • 足を高く上げられたり後半開始その他、ラフプレーにも冷静にいたこと。
  • スケッチブックの「ポスト」+「山根」指示。ポスト以外に様々なパターンを用意されていることだろう。日本語読めないだろうし、読まれたとこでさほどの問題ではない。ならば皆に明確にしたことはいいアイデア。
  • 選手個で言うと、アンリの対応と佐野の仕掛けはよかった。

課題。

  • 後半前のプレスが緩んで正確なフィードを許していたこと。それにより決定的なシュートを打たれたこと。

セネガルは一発のフィード精度とシュートに持ち込む技術と身体能力が半端なかった。もし次当たって同じ対応なら無失点ではいられまい。

ともあれ難しい初戦を勝ったことは大きい。

ちなみに POSSESSION 42% - 42% はその下に「16% IN CONTEST」(競争)の表記の通り、どちら側でもない時間も計測しているため。W杯などで「65.5% - 11.7% - 22.7%」などとすでに採用されている。

POST MATCH SUMMARY REPORT. Germany 1 - 2 Japan [→ FIFA]

競技規則2023-24

2023/24競技規則の変更の日本語版概要が公開された。

>「ペナルティーマークからのキック」の表現を「PK 戦(ペナルティーシュートアウト)」に置き換える。

「PK方式」は一般的ではなかったとして、( )いる?

「得点の喜び」で空費された時間は、プレーの再開を著しく遅らせる行為の一例から別出し

はいいと思う。不必要に著しく遅らせる行為でなければ正式に追加時間として認められた。当初からこれくらいいいだろという声はあった。

ある種のパフォーマンスは例えば下記の通りプラス面になる場合がある。

  • 闘病中の方や家族など特定の応援者へのメッセージは勇気を得られる。
  • 応援してくれる芸人さんの芸をすることでお礼になる。
  • スポンサーに関連したことで宣伝になる。

主審も従来より明確にできて安心して見ていられるだろう。またプレーの実時間が増えることで観戦者にも利がある。

>「意図的なプレー」と「ディフレクション」の違い

は以前に通達があったもの。大雑把に言うと、守備側が十分クリアする状態ではなかった場合は「意図的プレー」とされず、そのこぼれを受けて得点してもオフサイドの反則となる。

一般の観戦者は幾つかの事例を見て慣れないと、また放送では的確な解説が求められる。

【通達】サッカー競技規則2023-24 [→ JFA]

アディダスと中国と日本

>一般社団法人日本CPサッカー協会が編成する下記の日本代表チームのユニフォーム・トレーニングウェアを、サッカー日本代表と同じデザインにすることを決定いたしましたのでお知らせ致します。

CPサッカー日本代表 サッカー日本代表ユニフォーム着用について [→ JFA]

先日も書いたが、最近このようなユニ共通化が急速に進められている。

アディダスはウイグル自治区の人権問題で強気姿勢(これはアディダスだけに限ったことではないが)から中華圏の売上高で苦戦していた。

最近は中国を強く意識したオリジナルデザインを展開するなどで、若者の意識が変わりつつあるそう。

これは想像だが、こうした背景もあって日本国内の市場を少しでも広げる意図もあるのではなかろうか。

ナイキやアディダスの優位、中国ナショナリズムが崩す-消費者が反旗 [→ Bloomberg]

大丈夫だろう

雑すぎないか?もう少しでもチェック機能が働いていたら。

Jリーグ VAR未実施の新潟―柏戦の原因と再発防止策を発表 原因は委託先とドライバーの確認不足 [→ スポニチ]

ちなみに細胞分裂の過程では幾重ものチェックポイントがあり、各ポイントでエラーが検出されたら修復されるか、分裂作業が中止されるそう。この機能が十分でないと未熟な細胞ができたり、次に正しく進まないからである。

DNAのらせん構造をほどいて複製するなど、大掛かりなことを正確にやってのけると同時に、「エラーが起こること」を常に想定した機構になっている。

交通事故の「一時停止しなくても大丈夫だろう」。カウンター食らっても全力で戻らず「CBやGKが止めてくれるだろう」。

「だろう」は別に悪くはないが、時に後悔しきれない傷跡を残すことがある。

金と安全

6/20に対戦するペルー。そのペルーの金鉱山で事故。

>ペルーは銅の産出量が世界2位と世界でも有数の鉱物資源の産出国ですが、去年1年間だけで鉱山で38人が亡くなるなど、事故があとを絶たず、安全管理が大きな課題となっています。

金は価値が減りにくい安全資産とされ、近年も需要が高まっている。中国が保有を増やしたと言われている。

富裕層に限ったことではなく、一般層が気軽に購入できるバランス型の投資信託に組み込まれている場合がある。

謹んでお悔やみ申し上げます。

南米ペルー 金鉱山で火災 作業員27人の死亡確認

天皇杯の藍と金

>「天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会」が、5月20日(土)より全国各地で開幕します。この大会を盛り上げるメインビジュアルがこの度完成しました。

背景は、日本の伝統的な藍のかすれた風合い、カップとボールの躍動感。

文字は、派手すぎない金色で力強さと迫力。

デザインのことはわからないが調和の取れた、日本一を決める大会にふさわしい印象。何よりカッコイイ!

メインビジュアル決定 天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 [→ JFA]

ペルー外交150周年

ペルーとは頻繁に対戦しているイメージだがここ直近ではなかったのか。新型コロナの影響もあったが。下記JFAのサイトより。

  • 1999年6月6日 △0-0 キリンカップサッカー’99(日本/神奈川)
  • 1999年6月29日 ●2-3 CONMEBOLコパアメリカ‘99(パラグアイ/アスンシオン)
  • 2005年5月22日 ●0-1 キリンカップサッカー2005(日本/新潟)
  • 2007年3月24日 ○2-0 キリンチャレンジカップ2007(日本/神奈川)
  • 2011年6月1日 △0-0 キリンチャレンジカップ2011(日本/新潟)

これだけ対戦しているのだからぜひペルー国内で日本を観ていただきたいが、内政や治安面で難しいのだろう。とはいえ日本との国交は良好な様子。

外務省のサイトでは「2023年が日・ペルー外交関係樹立150周年」だそうで、つい先月も両国の副大臣と駐日大使が懇談を行ったとのこと。

またWikiの日本とペルーの関係も読むと興味深い。

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(上記の画像や図はイメージです。必ずしも記事に直接関係するとは限りません。)

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初版 2012-11-08 / 最終