アタッキングサードとバイタルエリア
アタッキングサードとバイタルエリアとは、その意味と使い分けのニュアンスです。共に攻守を語る上で解説や記事でよく使われます。
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アタッキングサード
アタッキングサードとは、フィールドをゴールラインと平行に3分割したうち、相手側=目指すゴール側1/3のエリアを言います。
図の左から右に攻めるチームにとって、右側の1/3(青)です。逆に右から左に攻めるチームにとっては左側の1/3(赤)です。
ミドルシュートが狙え、攻撃の詰めとして重要なエリアとなります。逆に最も守りは厳しい、厳しくあるべきエリアでもあります。
また、中間の1/3をミドルサード、自陣ゴール側1/3をディフェンシブサードと呼びます。
バイタルエリア
- 守る相手選手のギャップ(間)で、かつペナルティエリアの幅以下中央のエリア。
- ペナルティエリア内でゴール幅以下中央のエリア。
- その両方を含む、ペナルティアーク付近。
どれで用いられるかは人や場合により、厳密な定義はありません。基本的にCとしてとらえて問題ないでしょう。
攻撃側にとってチャンスになりやすい、守備側にとって危険という意味合いを含みます。シュートで即得点や失点に繋がる可能性が高いからです。
使い分けのニュアンス
どちらも場所を示す言葉ですが、両者に特に関連性はありません。
使い分けをあえて言えば以下のようなニュアンスです。
- アタッキングサード
- 攻めていく上で全体の中で最後にどうするか。攻撃側チームで用いられます。
- バイタルエリア
- ゴールに近づいた上で最後にどうするか。最後の守りをどうするか。攻守共に用いられます。
ゴルフに例えると、アタッキングサードはチップインをも含んだグリーンに乗せるショット、バイタルエリアはパッティングというイメージでしょうか。
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