ゴールラインと得点の判定
ボールがゴールラインを割ったか否か、つまり得点が認められたか否かの判定です。
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得点が認められると認められない場合
フィールドの各ラインの太さは12cm以下で、ゴールラインも同様です。
ボール全体がゴールラインを完全に超えたら得点が認められます。
- 直前にファウル(反則)があった場合は得点は認められません。
- ボールが空中でも同様です。
- 一旦ゴールラインを完全に割り、選手がかき出しても同様です。
- ゴールキーパーがキャッチした状態でも、ゴールキーパーの位置に関係なくボールの位置で判定します。
- よく「ゴールネットを揺らす」と言われますが、ネットはゴールに入ったか否かをわかりやすくするためで、ボールがネットに触れたか否かは判定に関係ありません。
まれにクロスバーに当たったボールが回転によって戻る場合がありますが、同様に1度でもゴールラインを超えたら得点になります。
判定の難しさ
- 選手が混み入っていた
- 副審から見て死角になった
- ボールスピードが速かった
などで、またこれらが重なったりで判定が難しい場合があります。ラインを割ったか否か際どい場合は主審側からの判断は難しいものとなります。
ゴールラインテクノロジーと第5/第6審判
ゴールラインテクノロジー(GLT)という、ハイスピードカメラやボールにチップを埋め込む方法で主審に知らせて判定を補なう方法もありますが、機材や運営が高価なために世界的に主要な大会でしか採用されていません。
また、両ゴール脇に第5/第6審判を配置する場合もありますが、こちらも一部の国の主要リーグなどで採用されているだけです。
どちらも多くの国で広く浸透するには費用や人員面でまだまだのようです。
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