ルールと基本用語を一通り
サッカーのルールや基本用語を一通り、入門初心者さん向けに解説しています。
最初は全て熟読する必要もありません。全く知らない方はざっと読んで、後でその都度見直せばOKです。
(オフサイドは複雑なためそれだけで別ページにしました。上のメニューからお選びください。またここでのルールは8人制ではなく11人制についてです。)
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ボールを扱える部位
手や腕以外が可で、肩も可です。
各チーム1人のゴールキーパー(以下GK)は自陣ペナルティエリア(後述)内に限り手や腕も可能です。
人数
1チーム11人以下で対戦します。
交代は大会によって異なりますが以下の場合が多いです。
- ワールドカップ、Jリーグなど各国主要なリーグなど・・・3人まで(※)
- 親善試合など・・・6人まで
GKを交代する場合もこれに含まれます。交代で退いた選手はその試合には再び出られません。
※ 2018年ロシア大会は、延長戦から+1名になりました。
試合時間と勝敗
通常
前半45分 - ハーフタイム15分 - 後半45分。試合時間:計90分。
時間内に多く得点した方が勝ちです。
ハーフタイムとは選手達が一旦下がって休憩かつミーティングをする時間です。
負傷などで浪費した時間はアディショナルタイム(追加時間)としてその分加えられます。以前はロスタイムとも呼ばれていましたが、正確な呼び方ではなく今は上記で呼ばれています。
勝ち抜き戦で、時間内で決着がつかない場合
延長戦の場合もあります。その時間は通常は下記になります。
延長前半15分 - ハーフタイムなし - 延長後半15分。延長時間:計30分。
勝ち抜き戦で、延長戦でも決着がつかない場合
PK方式で決めます。正確ではありませんがPK戦とも呼ばれ、こちらで呼ばれる場合が多いです。
PK(後述)を両チーム5人づつ蹴り、多く成功させた方が勝ちです。6人目以降はどちらかが成功してぢちらかが失敗すればその時点で終了です。
(これら試合形式は大会によって、また各時間は高校サッカーなどカテゴリーによって異なる場合があります。)
フィールドと各ライン
競技する長方形をフィールドといいます。各ラインは解説でもよく出る名称です。全て白線ですが、図はわかりやすいように色で区別しています。
それぞれ、ゴールライン、タッチライン、ハーフウェーライン、センターサークル、です。
ゴール前の四角枠のうち、大きい方をペナルティエリア、小さい方をゴールエリアといいます。
GKは自陣のペナルティエリアの範囲でボールを手でも扱えます。範囲外でも手や腕以外で他のプレーヤ同様にプレーできます。
エンド
ハーフウェーラインで分けてどちらの陣地かです。試合が始まればフィールド内で両チーム混ざるのですが、どちらを守るか、どちらに攻めるかを言い表します。
右エンドとは、メインスタンドから見て右側のゴールを守って左側に攻めていくことになります。
前半と後半でエンドは替わります。
得点(ゴール)
それぞれ、クロスバー(略してバー)、ゴールポスト(略してポスト)といいます。
これらとゴールラインで囲った面=枠を完全に通過させたら1点です。線上はゴールになりません。
バスケの3ポイントシュートなどはなく、いかなる場合も1点づつです。
スローイン
タッチラインからボールが出ると、最後に触った相手チームのスローインになります。スローインはタッチラインでボールを両手で頭の上から投げ入れます。
ゴールキック(GK)
(1) 以下の場合
- 最後に触った選手が攻撃側の選手で
- ゴールラインからボールが出て
- ゴールにならず
(2) 守備側のゴールキックでプレーを再開します。
略してGKと表す場合もありますが、ジーケーとは呼びません。
コーナーキック(CK)
(1) 以下の場合
- 最後に触った選手が守備側の選手で
- ゴールラインからボールが出て
- ゴールにならず
(2) 攻撃側のコーナーキックになります。
略してCKと表す場合もありますが、シーケーとは呼びません。
ファウル
不用意に、無謀にまたは過剰に相手を押したり蹴ったり、またはボールを意図的に手や腕で扱うなど、定められた行為をするとファウル(反則)となります。
その内容によって以下のいずれかになります。
- カードなし。
- イエローカード。同一選手が1試合で2枚受けるとレッドカードに。
- レッドカードで退場。
ファウルをすると相手チームのフリーキックまたはペナルティキックになります。
フリーキック(FK)
ペナルティエリア外でファウルになった場合、ファウルされたチーム側がその場にボールを置いて蹴ります。ファウルしたチーム側は10ヤード(9.15m)以上離れます。
また、ファウルの内容により以下に別れます。
- 直接ゴールが認められる直接フリーキック。
- 別の選手に触れるまで直接ゴールが認められない間接フリーキック。蹴る際に主審が手を上げています。
略してFKと表す場合もありますが、エフケーとは呼びません。
ペナルティキック(PK)
- 守備側の選手が
- 自陣のペナルティエリア内で
- 直接FKとなるファウルをする
と攻撃側のペナルティキックになります。
ペナルティエリア内にある点をペナルティマークといいます。
ペナルティをされた攻撃側の蹴る選手(キッカー)はそこにボールを置きます。
守るGKは蹴られる瞬間までゴールライン上にいなくてはなりません。他の選手は蹴られる瞬間まで黄色の範囲に入ってはいけません。キッカーとGKの1対1です。
キッカーが蹴り、入るか外すか、また一連のプレーで得点の有無を決めます。
略してPKと表す場合もあり、ピーケーとも呼びます。
まとめ
以上かなりおおまかですが、基本的なところはだいぶおさえられると思います。
試合を見て疑問点が出た都度このページをご参考にしていただけたら、より気軽に覚えられると思います。
各ライン名称は下記当サイト関連記事の をご覧願います。
については複雑なため、それだけで別ページにしました。
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初版 2012-12-12 / 最終