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フラッグ製作での棒素材

応援フラッグ(旗)やゲーフラ製作で使用する、棒の特徴比較と向き不向き、選び方とおすすめです。

また、塩ビ管(VP管・VE管)の外径規格寸法表、関連小物品についても書いています。

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特徴比較と向き不向き

下記表は横スクロールします。(表内は全て外部リンクです。)

  • 径:単位はmm。
  • (フラッグ)及び (ゲーフラ):[ 向き ] ◎ ~ × [ 不向き ] 。
  • 空白部:不明または特記なし。
↓種類|特徴→長さ軽さ固さ特記
水道管 VP灰色13~4m最も一般的。安価。
水道管 HIVP濃紺13~4m対衝撃性版。VPより若干固めで少し割高。
水道管 HTVP13~4m耐熱性版。VPより少し割高。
電線管 VE肌色14~4mしなりはかなり多め。
ABS 黒12等1m1本棒より中空の管型が軽くて丈夫。
ABS 白12等1m1本棒より中空の管型が軽くて丈夫。黒より若干柔らかめ。
ABS 透明無色12等1m極小最も軽いが弱い。×
園芸用支柱 固定長緑等各種重い。~2.7m等。×
園芸用支柱 伸縮緑等各種小型用に。45cm等~。
のれん棒白・茶等各種突っ張り棒。伸縮可能。長さが豊富。
指示棒銀等各種会議用など。最も縮められる。

このページで示す水道管と電線管は、金属製ではなく塩ビ製の軽くて柔らかいものです。糸ノコで簡単に切断できます。

塩ビとは塩化ビニルの略ですが、たいていはポリ塩化ビニル(PVC)製のことを言います。

水道管や電線管は4mですが、2mに切られて売られていることが多いです。長さの記載がなく半切りなどの記載だけの場合はたいていこれです。

VP管とVE管の主な規格寸法

VPVE
呼径内径外径呼径内径外径
131318 141418
161622 161822
202026 222226
252532 282834
303138 363542
VP管とVE管の、外形と内径

単位は[mm]です。HIVPやHTVPもVPと同じです。

これらは規格ですのでメーカーが異なっても共通です。

選び方のポイント

生地が小さい場合はABS管やのれん棒などでもいいでしょう。ただし細すぎると長時間では疲れます。

90cm近くになると持ちやすさでVP管の径13がおすすめです。たいていはこのサイズでまかなえます。強風でもしっかり持て、疲労も少ないです。

フラッグを強風でも使用する場合は太めにすると、風に負けずに振りやすいです。

フラッグ製作においてHIVPやHTVPを選ぶメリットはないでしょう。ただVPの灰色はいかにも水道管という感じなので、HIVPやHTVPを選んでもいいでしょう。価格もさほど変わりませんし。

VE管はしなりがかなり多いためフラッグで使用するにはやや上級者向けです。ゲーフラでは問題ありません。

数値以外は筆者の感覚により、商品により多少の違いがあるかもしれません。 詳しくは実物や店員さんにご確認願います。

VP管とVE管の関連小物品

継手

無理に1本で長くしなくても、継手(延長ソケット)という部品で現地で継ぎ足しした方が持ち運び、特に電車で便利です。

エンドキャップ

手で持つ側の安全のためにエンドキャップをしましょう。

継手とエンドキャップは管と同じ呼径を選びます。管が13でしたら継手とエンドキャップも13にします。

現地で、滅多にありませんが万が一破損した場合や、紛失に備えて予備も購入しておくといいです。

(各名称は各社の商標や商品名の場合があります。)

布生地と棒が用意できたらいよいよ製作です。

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初版 2012-11-20 / 最終