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ホットナイフ使用レポート

ホットナイフ(ホットカッター)、goot(グット)のHOT-60Rの使用レポートです。付属品や使い方をご紹介しています。

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目的と購入経緯

目的はサッカー応援のフラッグやゲーフラの製作で、布生地の切断とほつれどめです。

元々、布切りばさみと布専用の液体ほつれ止めを使用していました。もちろん、これでもいいのですが難点がありました。

  • フラッグが大きいと製作時に全面広げられるスペースがない。よって塗って乾かしてずらして、塗って乾かしてずらしと、製作時間がかかる。
  • 長期間使用しているとほつれ止めがはがれる。

そこで購入したのがグット(goot)のHOT-60Rという商品です。

ホットナイフ HOT-60R

はんだごての先がカッターになっていて、熱で生地の切断面を溶かすので切断後にほつれどめ処理を兼ねます。

アクリルなどの樹脂の切断にも使用できます。

パッケージ内容

HOT-60R 付属内容

パッケージの内容はこちら。

  • こて本体 + カッター刃
  • はんだ用のこて先
  • はんだ
  • 簡易こて台

こて台は1枚の平らな板ですが折り曲げることによって三角に立てます。何もない私にはこれでも大変重宝です。

ホットナイフ 説明1

説明書はありませんが台紙に簡単な説明があります。用途・切断能力・使い方・図でこて先の替え方・交換部品の型番が書いてあり、まず十分かと思います。

ホットナイフ 説明2

ホットナイフ 刃先

最初から刃が装着されていて、安全のためにビニルキャップも付いています。刃は市販の大きいカッターと同じくらいの厚みですがそれよりも頑丈そうです。

使用

ビニルキャップは必ずコンセントを挿す前に外します。

多くのこてと同様、電源スイッチはありません。コンセントの抜き差しが電源ON/OFFです。

ホットナイフ 使い方

下に敷くものは別に用意する必要があります。ガラスがいいらしいのですが今回は木板を使用しました。テレビラックや本棚の中板の裏などでいいと思います。

それとカッターあて金具がある定規を使用しました。

今回切断する生地はポリエステル系の薄地(裏地)です。

HOT-60R 切り口

説明にコンセントを挿してから何分で使用できるのかの記載がなく、分きざみで試してみました。切断後すぐに指でほぐしてみます。

熱なし、つまり電源OFF
切れ味はかなりいいです。新品のカッターと同等かそれ以上です。ほつれははさみと同様です。電源ON5分後でもほぼ同様でした。
7分後
一見加熱が効いたように見えますがほぐすとほつれます。
10分後
しっかり熱が効いてほつれなくなりました。これはかなりの効果です。

この生地で言えば電源ON後10分以上経ってからがよさそうです。

画像では布がふにゃけてますが、実際の切り口は真っ直ぐです。スパッと一気にでも切れますが熱の伝わりが弱まるので、じわじわと一定の速度で切っていくといいです。

使用後はコンセントを抜き、十分に冷えたら刃先のキャップを挿しておきます。

こて先の交換

ホットナイフ こて先交換

こて先の交換は+ドライバー1本でできます。ネジを緩めて付属のこて先に差し替えるだけです。

替えの刃HOT-60CUも別売りされています。

より快適・安全に

別売りで、重みがあってしっかり置けるST-11ST-75などのこて台があると作業も快適で安全です。

まとめ

この商品のシリーズは

  • HOT-60R (60W相当)(今回ご紹介した方)
  • HOT-30R (30W相当)

と2種類あります。

今回のような薄生地の切断でしたら30Rでもできそうです。樹脂の切断能力の違いは上記の画像をご確認願います。

はんだこてとして、電子部品や電気機器に使用する場合はワット数が大きければいいというわけではありません。用途によって適切な方を選んでください。

私の場合は電子部品よりも樹脂などの切断が多いので60Rにしました。

くどいですが切れ味はかなりいいです。ですが怖いと思うなかれ、怖いのは切れない道具で無理に力を入れることです。包丁もしかりですね。

ただ刃先やコンセントの挿しっぱなしにはご注意ください。

本題のフラッグ製作において、生地を広げるスペースが節約され、製作時間が短縮されました。

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最終