サイドとエンドの意味と違い

サイドとは

サイドとは、攻める方向に向かって左右どちらかか、です。観客ではなく選手目線です。

以下の2通りのイメージ（ニュアンス）があります。

縦に2分割

選手から見て、フィールドを縦に2分割して左右とする場合です。攻める方向に向かっての左右です。

サイドの左側と右側

選手から見て、フィールドのサイドの左側と右側とする場合です。

フィールドの内側は、厳密にどこという線引きはなく、左端か右端かおおまかな範囲と言えます。中央はセンターとも呼びます。

使い方、使われ方

2分割か端かのどちらを指すかは話の流れによります。厳密に区別していないこともあります。

エンドとは

エンドとは、観客席（通常はメインスタンド側）から見て、ハーフウェーラインの左右どちらかか、です。選手ではなく観客や実況目線です。

守る側、つまり自分のゴールキーパーがいる側のエンドを自陣、相手側を相手陣地とも呼びます。

相手陣地を敵陣と呼ぶ方もいますが、「敵」ではなく「対戦相手」なので、あまり適切な表現ではないと思います。

エンドは後半開始時に必ず入れ替わります。

エンドの決め方

試合開始前のコイントスで勝ったチームが、ボールかエンドかを選びます。

• エンドであれば、前半にどちらを取るか、つまりどちらに攻めるかを決めます。
• ボールであれば、その逆のチームがどちらのエンドを取るかを決めます。

（競技規則 2025/26 時点）

エンドを選ぶ際の考慮すること

エンドの選び方は主に風向きと日差しで選ぶのが通常です。

風上ではシュートが伸び、風下ではゴールキックが伸びません。

日差しがまぶしくない＝太陽が背中側になる側が有利です。特に冬の午後に太陽が低い場合の影響は大きいです。前後半で太陽の高さが変わることも考慮します。