サイドチェンジ
サイドチェンジ(チェンジサイド)とは、その意味です。1発でと経由して行う2通りを図解しています。また、サイドチェンジのポイントを7つ挙げています。
サイドチェンジとは
ボールがサイドにあるとそのサイドに選手が寄り、逆サイドは比較的空きます。
サイドチェンジ(チェンジサイド)とは、片側に寄ったサイドと逆のサイドにボールを素早く移動することをいいます。
1発でサイドチェンジ
Aが1発で逆サイドの広いスペースにいるCに蹴りだします。
経由してサイドチェンジ
AがBを経由して逆サイドの広いスペースに蹴りだします。
サイドチェンジのポイント
相手を寄せる
なるべく片側に寄せて、またはそのような時に一気に逆へ振ると効果的です。奪えきれずに長い距離を走らされることは体力的にも精神的にも効きます。
素早く
長いボールで蹴りこむ時に滞空時間が長いと相手に逆サイドへ戻る時間を与えてしまいます。
取られないように
経由して行う場合、相手にパスカットされない(奪われない)ように、相手の位置の確認はもちろん、パススピードに注意します。中央で横パスを奪われると危険です。
Bが完全にフリーでない場合、aにインターセプトされる恐れがあるので出してはいけません。
足元か走らせるか
逆サイドにいるフリーの選手(上図ではC)が
- すでに高い位置にいる場合は、足元へより正確に。
- 走りこむ場合は、間に合う範囲でスピードを落とさせず。
ピッチの状態を考慮
バウンドさせる場合、芝の長さや地面の硬さなどピッチの状態をよく考慮します。
芝の場合で軽い雨天時はボールが伸び、強い雨天では逆にボールが止まってしまう場合があります。
サイドバックからサイドバックへ
近年はサイドバックも攻撃的に前目のポジションを取ることも珍しくなくなり、サイドバックから逆側サイドバックへ直接パスが渡ることも見られます。
キック力
女子やお子さんの場合など、1発で遠い距離に蹴ることが難しい場合は無理なく経由させます。
サイドチェンジの多くは相手の
をかいくぐる必要があります。リンク
初版 2012-11-27 / 最終