ポゼッション
ポゼッション/ボール支配率、ポゼッションサッカーとは、その意味です。また、ボール支配率はあくまでも目安である理由です。
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ポゼッションとボール支配率
ポゼッション、ボール支配率とは
ポゼッション(possession)とは所有・占有という意味で、サッカーではチームでのボールの保持状態をいいます。
また、相手チームと自チームでボールをどちらが持っていたかの時間の割合をボール支配率といいます。例えば、完全均等なら50%で相手も50%、自チームが55%なら相手は45%という具合です。
利点
自チームが保持していると以下の利点があります。
- その間は攻撃されない(ボールを奪いには来るが)。失点もしない。
- 自分達の意図やペースで試合を組み立てられる。主導権を握れる。
- 相手はボールを奪うことから始めなければならないため消耗させられる。 得点をリードしていると特に。
- 好きなときに休める。
あくまでも目安
ポゼッションを高めることは試合運びの上で有効ですが、ボール支配率はあくまでも目安です。保持していても以下などでもこの数値に入るからです。
- 攻撃に直接からまず後ろでパスを回しているだけ。(自分達の態勢を整えたり、相手をおびき寄せるためであったり、休んだり、は時には有効ですが。)
- 相手に堅く守られて攻撃できず、相手の周りで回しているだけ。
一見攻めてるように見えても主導権は守っている側の場合があります。これを持たされているといいます。
ポゼッションにこだわらず、あえて相手にボールを持たせてカウンターを狙う戦術スタイルをするチームもあります。
ポゼッションサッカー
なるべく自分達でボールを保持し、ポゼッションを高めて試合をコントロールしようとする狙いをした戦術スタイルをポゼッションサッカーといいます。
- 競り合いで5分5分以下になりやすいロングキックやゴールキックはせずに後ろからパスをつないで前に運ぶ。
- 安易なロングシュートやミドルシュートは多用しない。(跳ね返されるとそのままカウンターを受ける可能性がある。)
- ボールを回して相手の体力や精神的に消耗させる。
などが基本となります。
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初版 2012-11-25 / 最終