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浅い深い、高い低い

実況や解説でたまに聞かれる「浅い」「深い」、また「高い」「低い」とは、その意味を図解しています。

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浅い/深い

相手陣地で

相手陣地での浅い深い

  • 左の赤いチームから見ての赤い点線枠、手前付近は「浅い」、奥は「深い」
  • 右の青いチームから見ての青い点線枠、手前付近は「浅い」、奥は「深い」

と言います。

フィールド全体で

フィールド全体での浅い深い

この図では、左の赤いチームから見て、

  • 自陣ゴールに近い側を「浅い」
  • 相手ゴールに近い側を「深い」

と言います。

トータルで

このように浅い/深いとは、手前か奥かのおよその位置を呼びます。どちらのチームから見て言うのかでも変わってきます。

点線枠はあくまで浅いか深いかの相対的なイメージで、ここからここまでという範囲ではありません。

基本的に場所的なエリアを指しますが、選手達のポジションを含むこともあります。

最初の図と2番目の図の違いに厳密な線引きはありませんが、おおまか以下のような場合やニュアンスで使い分けされることが多いです。

(1)攻撃側を主体とした話題
例:「深い位置でフリーキックを得た」「相手の最終ラインが浅い」
(2)守備でボールを奪うなど、フィールド全体を意識した上での話題
例:「ボールを奪った位置が浅いのでゴールまで遠い」

高い/低い

「浅い=高い/深い=低い」とほぼ同じ意味で用いられます。

例:「ラインを高くする」=相手から見て浅くなるようにする

まとめ

どの辺りが「浅い/深い」「高い/低い」かは、そのとき何を話題にしてるかなどで変わってきます。

聞き慣れてくれば自然と使えるようになるでしょう。

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