トーナメントの戦い方と駆け引き
グループステージとノックアウトステージでのそれぞれの戦い方についてです。サッカーを深く面白くしている面の1つです。
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グループステージの戦い方
初戦は極めて重要
ワールドカップなどの短期戦では特に、初戦は、勝つとノックアウトステージ進出の確立が高まり、負けると低くなり、重要視されます。
初戦による緊張もあります。特に開催国は第1試合に組まれることもあり、大変なプレッシャーになります。
中盤や終盤
特に終盤は状況により複雑です。
- 積み重ねた勝点の差から、引き分けでもいい場合。
- 勝つにしてもある得点数以上が必要な場合。
- 他のチームの結果次第。
- 若手選手や控え選手にチャンスを与えて慣れさせる。
- 主力選手を休ませて温存させる。
など様々な駆け引きが考えられます。
次のノックアウトステージでは1回の負けも許されないため、早々に次のステージへの進出を決めた場合などに大幅にメンバーを替えるターンオーバーもあります。
まれですがあえて2位通過にすることもあります。すでに対戦相手が決まっていてそちらのチームのほうが対戦しやすい、スタジアムの移動がなかったりなど、有利にするためです。
大会によってはそれを防ぐためにグループステージ最終戦はそのグループ内で同一日時のキックオフにする場合があります。
大会開始前にどこの相手とは勝点が取れてどこの相手は強いので引き分けでもいい、どこには負けても他では勝てばいい、などと予想/分析してもそうならない場合が多いのもこの競技の魅力の1つです。
ノックアウトステージの戦い方
負ければ終わり
とにかく勝たなくてはならない=得点が必要と単純です。が、負けられないので試合運びなどはよりシビアになります。
90分で決着がつかない場合は延長やPK方式となるため、試合中の体力面や選手交代も難しくなってきます。
勝ち進むにつれ、グループステージで同じグループだった相手と再び対戦する場合も見られます。
グループステージとノックアウトステージの基本的意味は下記の
をご覧願います。広告
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初版 2012-10-31 / 最終