サッカー映画 - 勝利への脱出
私が感動・感銘を受けた、サッカー映画またはサッカーの場面がある映画の1つ、「勝利への脱出」の紹介です。
第二次世界大戦中の捕虜収容所、連合国の捕虜達がドイツ代表とサッカーの試合をすることになり、練習をする一方で脱走計画をも進めます。シルベスター・スタローン主演、ペレも出演です。
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作品情報
基本情報
邦題 | 勝利への脱出 |
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原題 | ESCAPE TO VICTORY |
年 | 1981 |
国 | アメリカ |
監督 | ジョン・ヒューストン(JOHN HUSTON) |
舞台 | 第二次世界大戦最中ドイツにある捕虜収容所 |
出演者情報
役 | 役名 | 出演者 |
---|---|---|
捕虜・選手 | ハッチ | シルベスター・スタローン(SYLVESTER STALLONE) |
捕虜・コーチ兼選手 | コルビー | マイケル・ケイン(MICHAEL CAINE) |
ドイツ軍少佐 | シュタイナー | マックス・フォン・シドー(MAX VON SYDOW) |
あらすじ
捕虜収容所に訪れたシュタイナー少佐は敷地でサッカーをする連合国の捕虜を見て連合国チームとドイツでの親善試合を提案する。コルビーが選手選考する中、アメフト経験者だがサッカーを知らないハッチはチーム入りを断り続けられながらも何とか入ることになった。
一方でハッチは連合国将校達と脱出計画をしていた。成功したハッチは試合に乗じたチームの脱走計画を伝えるためパリの地下組織に会う。そこで計画実行を伝えるために収容所へ戻ってくれと頼まれ、渋々引き受ける。
いざ試合となりスコアはドイツ優勢だがハーフタイム直前に1点を返す。ハーフタイムのロッカー室で組織が脱出経路を通じたが選手達は後半も戦うと言い出す。
見どころ・おすすめ点・感想、など
最後色々と有り得ない、アメリカ映画の特徴の最後よく出来すぎと思いつつ(モデルとなった実話は全く別の結果)、ペレなどの選手達が出演していること、もちろん感動もあり選びました。東欧の元選手達を呼んだときのみんなの「We play、Let's play」、ハーフタイム脱出時ペレの「今やめると~」など所々のセリフが心に響きました。
シュタイナーの戦争では敵国ながらも選手達を見る表情と会話に表れる敬意(リスペクト)、脱出よりも試合を望んだ選手達の表情に注目です。
サッカー好きな方へ特に注目点
シュタイナーが収容所に訪れてコルビーと初めて話している途中で「コルビーか」と思い出した場面、字幕ではこれだけですが「イングランド、ウェストハム・ユナイテッドの」はセリフ通り入れてほしかったです。
最後のPKで、キッカーが前半のPKと同じ選手なこと、ハッチにアイコンタクトしていること、前半ハッチが飛んだ位置に蹴っていることに注目です。
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初版