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女子なでしこリーグの特徴と魅力

日本国内リーグで男子はJリーグ、女子は『なでしこリーグ』といいますが、そのなでしこリーグの特徴と魅力についてです。

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大会方式・大会概要

なでしこリーグ山

男子にJ1/J2/J3とあるように、女子にも上から1部/2部/チャレンジリーグ…とあります。

山の下にも地域リーグなど未来のなでしこにつながるリーグがあります。

1部は、ホーム&アウェイ2回戦総当り全18節で勝点を競います。

リーグや試合の特徴と魅力

ほとんどがアマチュア契約

クラブとプロ契約を交わしている選手は一部です。日中お仕事をし、午後や夕方から練習という選手が多いのです。店のスタッフ、クラブの広報活動など様々です。

あるスタジアムでは観客のお子さん達がピッチに向かって「先生、がんばって!」と声を掛けていました。チーム全員そろうのは夜真っ暗ということもあります。

もちろんプロになったら、より結果も求められますので大変かと思います。

不必要な不服が比較的少ない

審判の判定に「不必要な」不服を示すことが比較的少ないです。時に審判も誤るときもありますし、駆け引きもあるでしょう。が、明らかに判定が正しいのに不必要に食って掛かる場面が多いと見苦しく感じます。

プレーや試合そのものに継続集中して見られることは観戦の満足度の一つでしょう。

選手が近くで見られる

男子J1のような座席数の多い、つまり大きいスタジアムではなく、小規模のスタジアムで行われることがほとんどです。大きなスタジアムも迫力があり魅力的ですが、小規模のスタジアムならではの楽しみもあります。

フィールドまでが近く、席がよりグラウンドレベルに近い=選手と目線が近いのです。近いサイドでしたら足元のテクニックもよく見え、試合中の選手の声やスパイクの当たる音などがリアルに伝わってきます。

観客が温かい

例外もありますし時には必要という意見もありますが、ヤジやブーイングが少なく全般的に観客の見る目が温かく寛容的な傾向があります。上記のような女子サッカーの事情をご存知だからでしょう。

どちらのチーム寄りではなく中立で観ている方の割合が比較的多いようで、どちらのチームに対してもいいプレーには拍手があります。

チケットが安い

開催試合やスタジアムや席にもよりますが、トップリーグの1部でも一般で¥1,000~¥1,500で観られたりします。

ネットで視聴

2018年からmycujoo(マイクジュー)で無料で見られるようになりました

ライブでも後にでも見られます。全試合とまではいきませんが、多くの試合がカバーされています。

視聴方法は下記2通りあります。

  1. mycujooから直接。
  2. 日本女子サッカーリーグの日程・結果のページから。

映像確認や分析したい方、部活動や試合などで観に行けない方も研究できるのではと思います。

WEリーグ

2021年9月から、なでしこリーグの上のカテゴリーとしてプロリーグの「WEリーグ」が開始しました。なでしこリーグは従来通り継続されます。

従来1部であった有力チームの多くはWEリーグの参加となりますが、なでしこリーグの魅力そのものは継承されると思います。

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初版 2015-02-22 / 最終