サッカー映画 - 戦場のキックオフ
私が感動・感銘を受けた、サッカー映画またはサッカーの場面がある映画の1つ、「戦場のキックオフ」の紹介です。
第一次世界大戦の中フランスとドイツの小隊同士の前線、民家の女性がきっかけで両隊の交流という一時の平和が生まれます。1つのボールを通じて描かれる両隊の映像が印象的です。
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作品情報
基本情報
邦題 | 戦場のキックオフ |
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原題 | LA TRANCHEE DES ESPOIRS |
年 | 2002 |
国 | フランス |
監督 | ジャン・ルイ・ロレンジ(JEAN-LOUIS LORENZI) |
舞台 | 第一次世界大戦の中、フランスとドイツの小隊同士の戦場 |
出演者情報
役 | 役名 | 出演者 |
---|---|---|
民家の女性 | シルヴェーヌ | クリスチアナ・ヘアリ(CRISTIANA REALI) |
ベテラン隊員 | デルプーシュ | ジャ-イヴ・ベルトルート(JEAN-YVES BERTELOOT) |
隊長 | サンジャン | ブリュノ・ピュジュリュ(BRUNO PUTZULU) |
新人隊員 | メムリング | ジュリアン・ボンガルトネ(JULIEN BAUMGARTNER) |
あらすじ
前線で孤立したフランス小隊。デルプーシュとメムリングは偵察中に遭遇した民家の女性シルヴェーヌに着替えや食事をまかなわれる。
ある日、相手ドイツ方から停戦提案を受けるが、任務に厳しい隊長は1時間だけとはねつける。そしていざ攻撃直前に相手方からフランス国家ラ・マルセイエーズが聞こえ、その日がフランス革命記念日であることを思いだす。すると1個のボールが飛び込んできた。
また、シルヴェーヌの赤いリボンの意味、隊長の行方は…。
見どころ・おすすめ点・感想、など
サッカー映画というより戦争映画ですが、両隊が興じるサッカーの場面はあまりにも強く印象的で選びました。夢のような空間での安心感、国を超えた友情。ストーリーのその後の戦争ゆえの残忍さがそれを更に強めます。
女性の立場から見ても、待つことの怖さや辛さなど考え深いものがあります。
サッカー好きな方へ特に注目点
国は違えど共有できるサッカーという競技の面白さ。「本気で喜んでるぜ」のセリフに互いの国民性がかいま見えるような気がします。
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初版