サッカーの企業に株式投資して株主優待
このページは株、特にリスクなど預金との違いや株主優待という特典についてです。
例としてキリンとプレナスの2社を挙げています。
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はじめに
先ず、「儲けよう」という話ではないので、それ期待でしたら読むだけムダと最初にお断りしておきます(笑)。
「金持ちのやること」「損するイメージ」という方もいらっしゃるかもしれません。私もそうでした。そこをリセットしてまでとは言いませんが、一旦置いて読んでいただけたらと思います。
で、サッカーのサイトでなぜ株か。
ご存知の通りクラブ運営は資金や用具などスポンサーの支援があってこそです。その企業に資金を出資、つまり株式投資することはそのスポンサーをサポートする方法の1つなのです。
普通預金や定期預金
当面使い道の決まっていない資金を、銀行の普通預金や定期預金に預けている方もいらっしゃるでしょう。
執筆時点で、ある銀行の定期預金の利率は0.002%でした。20万円預けていると利子は大まかな概算で、
200,000×0.002÷100×税金差引分0.8=3.2円
と、年に3円程度しか付きません。(実際の計算は異なり結果が違う場合がありますが、1円前後するか否かです。)
このご時世ですから銀行を責めてるわけではありません。
株主優待と配当金
話を株に戻します。出資すると株式を得て株主となり、企業にもよりますが株主優待といって製品や割引など特典がある企業があります。
例を2つ挙げます。([ ]内の4桁数字は銘柄コードといって各企業に割り振られたもので検索などで用いられます。)
キリンホールディングス株式会社 [2503]
日本代表のオフィシャルパートナーである、キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社、キリン株式会社をグループに持つ企業です。
ビールセットや日本代表応援グッズなどから選べます。その優待情報はこちら。
株式会社プレナス [9945]
女子なでしこリーグのトップパートナーで、「ほっともっと」「やよい軒」を運営しています。
株を1年以上保有でお買物券が届きます。その優待情報はこちら。
(上記の優待商品や条件は変更になる可能性があります。各企業のサイトでご確認願います。)
また、これも企業と業績にもよりますが配当金といって利益の一部が還元される場合があります。
株の購入
株は証券会社で購入できます。ネット専門と店舗のある所がありますが、店舗がある証券会社でもネットも可能な所が多いです。
証券用の口座開設が必要ですが、ほとんどは無料で手続きも簡単です。
株を購入時に手数料がかかります。料金は、証券会社や窓口かネットかによって、また購入条件によって変わります。
比較などは長くなりますのでここでは省略します。
株の価額=株価は変動します。例えば執筆時1株は、前述のキリンが2,090円、プレナスが1,608円でした。
また、購入単位は100株です。よってこの時の購入に最低必要な金額は、キリンが209,000円、プレナスが160,800円で、これに手数料が加わります。
前述の優待の通り、例えばキリンでは「20万円出してビールセットだけかよ」と思うかもしれません。ただ考えてみてください。預金の利子よりいいのでは、と。
また、プレナスを手数料含めて161,000円とすると
2500円分券÷161,000×100≒1.55%
と、預金の利子に比べればかなりお得です。
ちなみに株価が下がった時は、安く購入できる機会でもあります。更に下がる可能性もありますが、上がれば売却時により利益が出やすいのです。
リスクと損切り
預金は預けた金額は保証されますが、株は価格変動により元本割れ、つまり預入れ金額を下回る可能性があります。その企業の業績や社会情勢などによるリスクがあります。
例えば購入時20万円で売却時19万円では1万円分損します(上がれば得しますが)。売らずとも下がった状態は含み損といって売りづらい状況になります。
ただし売らなければ損は確定しません。あくまで購入時と売却時の差が損益で、途中がどうあれ関係ないのです。
下がり続けているときに、これ以上下がらないうちにある程度の損を承知で売却(損切り)することはありですが、心理的パニックでやみくもに売却することは望ましくありません。その後上がった場合に後悔することでしょう。
株主優待を期待する場合は一時の上げ下げに一喜一憂するのではなく、長期的視点でとらえましょう。
まとめ
- 株を購入するということは、その企業に出資してサポートすることになります。
- 株の利点は売却差額で利益を出すだけではなく、長期保有で株主優待や配当金を得ることにもあります。
- 預金か株かはリスク&リターンを踏まえて選択または予算配分しましょう。
- 当面使用予定がない余裕資金で行いましょう。
以上ですが、応援チームのスポンサーなどを探してみてはいかがでしょうか。
その企業が株式市場に上場している必用がありますが、日本取引所グループ(JPX)や株関係のサイトで検索することができます。検索で出てこない場合、かなカナ表記やグループ名など別名で出るかもしれません。
他にも注意点や決め事があり、それも書きたいのですがサイトの主旨違いなのでここまでにします。詳しくは証券会社に相談したり、専門サイトをご覧願います。
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