3人目の動き
3人目の動きの意味と、動き出しのタイミング・判断・リスクマネジメントについてです。
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3人目の動きの意味
3人目の動きとは、2人が連携しているところに更にもう1人が「先読みして」加わることを言います。図例で見ていきましょう。
AはBにパスを出しますが、相手bが付いてそうたやすく前を向かせてくれません。
そこでAがパスを出した時点またはその前で、CがBからのパスを予測して事前に走り出します。Bは素早くC'へ送ります。
このようにボールのない所での動き=オフザボールの一種で、Cの予測しての動きが3人目の動きです。
単に3人で攻めている場合には、3人目の動きという言葉は使いません。
3人目のタイミング
Cは、Bが受けてから動き出したのでは遅いです。これは3人目の動きとは言えません。Bがパスの出し所を探したりでプレーの流れが止まってしまいます。
遅くともBが受ける前、Aが蹴った瞬間、あるいはAが蹴る前に動き出します。
3人目の判断
動き出しの判断
Cが上がり、Bが相手bに奪われると危険です。
- 相手がどの程度のプレッシャーなのか。
- 受け手(B)はどの程度のプレッシャーならば奪われずパスが出てくるか。
お互いのスキルやプレースタイルを普段の練習からよく知ることが大切です。
リスクマネージメント
上がることはリスクを伴います。
- 現在の得点状況、試合状況
- この試合の目標
によって上がるタイミングや、上がるべきか否かを判断します。
例えば、引き分けでもだめで勝たないといけない試合で、1点差で勝っている後半終盤に無理に上がることは避けます。
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