マークと受け渡し
サッカーで相手と組んだ場合の、マークやマークの受け渡しとは、その意味です。受け渡しを誤るとどうなるか図で説明しています。
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マーク
選手個々でみると、自分のポジションに対して相手のポジションの選手がほぼ決まってきます。
マークする
選手が相対(あいたい)する選手につくことをマークする、またはマークにつくといいます。その相対する相手選手をマークと呼びます。
そのマークにボールが渡らないように、渡っても自由にプレーさせないようになど試合中常に意識をします。
外す
自分にマークしている相手を振り切る、置きざりにすることをマークを外すといいます。逆に自分は相手に外されないようにします。
実際は複雑で流動的
攻撃時はマークをいかに外すか、守備時はマークにいかに外されないようにするか、と立場は試合中に入れ替わります。
自分の受け持ち範囲にマークしていた選手とは別の相手選手が入り込んできたら対処しなくてはなりません。
相手1人に対しこちら側が2人以上でマークする場合もあります。
マークの受け渡し
相手1人とこちら2人でも対処を誤るとやられてしまいます。
図はAに対してaがマークしています。Aが矢印方向に進もうとしています。
ここでaが無理に付いていくと…。
Bに空いたスペースに進まれたり(緑矢印)、別の選手に走りこまれてしまいます。
2人が置き去りにされて一気に不利になってしまいます。
こういった場合は、自分の受け持ち範囲を超えたら次の選手bに任せます。
このようにマークを味方同士で切り替えることをマークの受け渡しといいます。
相手の動きに応じてどちらが対処するかその都度判断しなくてはなりません。2対2、それ以上でも同様です。
このマークを、選手固有の見方をすると
となります。広告
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初版 2012-11-29 / 最終