サッカーの箱

入門 観戦 応援

競技規則 第13条 フリーキック

サッカー競技規則 2018/19 のうち、第13条 フリーキック の部分です。

黄色のアンダーラインは前回2017/18からの追加部分です。削除部分の記載はしていません。

各節表題右側のボタンを押すと下記のそれぞれがクリップボードにコピーされます

  • [] 当ページのその節へのリンク(URL)。
  • [] その節の本文テキスト。引用符設定:

広告

見出しリスト

第13条本文

1. フリーキックの種類

直接および間接フリーキックは、競技者、交代要員、交代や退場で退いた競技者、または、チーム役員が反則を犯したときに相手チームに与えられる。

間接フリーキックのシグナル

主審は、片腕を頭上に上げて間接フリーキックであることを示す。キックが行われ、他の競技者がボールに触れるかアウトオブプレーになるまで、このシグナルを続ける。

片手を上げてフリーキックが間接であることを示すことを主審が怠ったが、ボールがけられて直接ゴールに入った場合、間接フリーキックは再び行われなければならない。

ボールがゴールに入る

  • 直接フリーキックが行われ、ボールが相手ゴールに直接入った場合、得点となる。
  • 間接フリーキックが行われ、ボールが相手ゴールに直接入った場合、ゴールキックが与えられる。
  • 直接または間接フリーキックが行われ、自分のゴールに直接入った場合、コーナーキックが与えられる。

2. 進め方

すべてのフリーキックは、反則の起きた場所から行う。ただし、次の場合を除く:

  • 相手チームのゴールエリア内で反則があり、攻撃側チームの間接フリーキックが与えられた場合、反則の起きた地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行われなければならない。
  • 守備側チームが自分のゴールエリア内でフリーキックを与えられた場合、そのエリア内の任意の地点から行うことができる。
  • 競技者が主審の承認なくフィールドに入る、復帰する、または離れたことによる反則に対して与えられるフリーキックは、プレーが停止したときにボールがあった位置から行われる。しかしながら、競技者がプレーの一環としてフィールドを離れ、他の競技者に対して反則を犯した場合、反則が起きたところから最も近い境界線上から行うフリーキックでプレーは再開される。その直接フリーキックの対象となる反則が起こったとき、フリーキックの位置が、反則を犯した競技者自身のペナルティーエリア の境界線上であれば、ペナルティーキックが与えられる。
  • 上記は、他の条にも適用される(第3条、第11条、第12条参照)。

ボールは:

  • 静止していなければならず、キッカーは他の競技者がボールに触れるまで、再び触れてはならない。
  • けられて明らかに動いたときにインプレーとなるが、守備側チームが自分のペナルティーエリア内でフリーキックを得たときは、ボールがけられて直接ペナルティーエリア外に出たときインプレーとなる。

ボールがインプレーになるまで、すべての相手競技者は:

  • 自分のゴールポスト間のゴールライン上に立つ場合を除いて、9.15m(10ヤード)以上ボールから離れなければならない。
  • 相手のペナルティーエリア内で与えられたフリーキックのときは、ペナルティーエリアの外にいなければならない。

フリーキックは、片足で、または両足で同時に持ち上げる方法でも行うことができる。

相手競技者を混乱させるためにフェイントを用いてフリーキックを行うことはサッカーの一部であり、認められる。

競技者がフリーキックを正しく行い、不用意でも、無謀でも、また過剰な力を用いることもなく、意図的にボールを相手に当てて、はね返ったボールを再び自分のものとした場合、主審はプレーを続けさせる。

3. 反則と罰則

フリーキックを行うとき、相手競技者が規定の距離よりボールの近くにいる場合、アドバンテージが適用できる場合を除いてキックは再び行われる。ただし、競技者がフリーキックをすばやく行って、ボールから9.15m(10ヤード)離れていない相手競技者がボールをインターセプトした場合、主審はプレーを続けさせる。しかしながら、相手競技者が意図的にフリーキックを妨害した場合、その競技者はプレーの再開を遅らせたことで警告されなければならない。

守備側チームがそのチームのペナルティーエリア内でフリーキックを行うとき、ペナルティーエリアから出る時間がなく相手競技者がそのペナルティーエリアに残っていた場合、主審はプレーを続けさせなければならない。フリーキックを行うときにペナルティーエリア内にいる、または、ボールがインプレーになる前にペナルティーエリアに入った相手競技者が、ボールが他の競技者に触れられる前にボールに触れる、または、挑む場合、フリーキックをやり直す。

ペナルティーエリア内で守備側チームがフリーキックを行ったとき、ボールが直接ペナルティーエリアから出なかった場合、キックは再び行われる。

ボールがインプレーになって、他の競技者に触れる前に、キッカーが再びボールに触れた場合、間接フリーキックが与えられる。ただし、キッカーが意図的に手または腕でボールに触れた場合:

  • 直接フリーキックが与えられる。
  • 反則がキッカーのペナルティーエリア内で起きた場合、ペナルティーキックが与えられる。キッカーがゴールキーパーの場合、間接フリーキックが与えられる。

このページの第13条以外は下記当サイト関連記事競技規則 目次からご覧いただけます。

広告

初版