インスイングとアウトスイング
インスイングやアウトスイングとは、右足の場合と左足の場合、左サイドからと右サイドからとの違いを図解しています。
また、それぞれの利点や活かし方を説明しています。
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ボールの回転と球筋
コーナーキック(CK)やフリーキック(FK)のセットプレーでは、通常は回転をかけて蹴ります。球筋が安定してコントロールしやすいからです。
するとボールは用いた足の逆の方向に曲がっていきます。つまり、右足で蹴れば左側に、左足で蹴れば右側に、曲がります。
(逆に曲がる蹴り方もありますが、セットプレーではほとんど用いられません。)
インスイングとは、アウトスイングとは
- インスイングとは、ゴールに向かう球筋になるキック
- アウトスイングとは、ゴールから遠ざかる球筋になるキック
を言います。
右足で蹴った場合
左サイドからはインスイング、
右サイドからはアウトスイング、
となります。
左足で蹴った場合
左サイドからはアウトスイング、
右サイドからはインスイング、
となります。
このように、右足(右利き)か左足(左利き)か、蹴る位置が左サイドか右サイドか、で変わってきます。
それぞれの利点や活かし方
- インスイングはゴールに直接入るようにも狙えます。
- アウトスイングはゴールキーパーから離れていくのでゴールキーパーが処理しづらくなります。
コーナーキック(CK)で
左右同じ側のCKが続いた場合に、右利きと左利きのキッカー(蹴る選手)を替えて変化をつけられます。
上の2つの図のCKを見比べて、例えば同じ右コーナーでも右利きと左利きで立つ位置が若干違うのがおわかりでしょうか。ぬかるみや狭いなどで足場の環境が変わる場合があります。
アウトスイングは蹴ってすぐゴールラインを割る可能性があります。プロでもたまに見られますが、得点機会を失うのでなるべく避けたいものです。(キッカーも、中で受ける味方選手も、応援客もへこみますし。)
フリーキック(FK)で
セットしたボールの後ろに右利きと左利きの2人のキッカーを配置すると相手ゴールキーパーが予想しづらくなります。
このように右利きと左利き2人のキッカーがいると利点となります。両足共蹴られる選手がいてもいいでしょう。
ラインの名称などは下記当サイト関連記事をご覧願います。
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