AFCアジアカップとは、日本の立場
AFCアジアカップ(アジア杯)とはどんな大会なのか、大会の特徴、この大会における日本、優勝を目指す重要な理由です。
アジアカップとは
アジアサッカー連盟(AFC)主催の、アジア内での国別対抗の大会です。大会形式などは変わってきていますが、現在は下記の通りです。
- 期間と時期
- 4年に1度、多くは1月に、ほぼ1ヶ月間。
- 参加するチーム(国や地域)
- アジアサッカー連盟(AFC)に加盟するチーム。日本も含まれます。
- 本大会出場チーム
- 24チーム。前回2015年は16チームでした。
- トーナメント形式
- 4チームづつ6つのグループに分かれてグループステージを行い、各グループの上位2チームが勝ち抜き戦に進出。
オーストラリアは以前はオセアニアサッカー連盟(OFC)でしたが、2006年からAFCに加盟して本大会に参加になりました。
大会の特徴など
激闘
地理的に近隣同士で当たって政治民族宗教などから対抗意識が強くなる場合があり、激しく厳しい試合になることがあります。日韓戦もその1つです。
コンフェデ杯の出場権
もちろんアジアカップ優勝そのものに意義や価値がありますが、優勝国はFIFAコンフェデレーションズカップの出場権利を得ます。これは極めて重要です。
コンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)はFIFAワールドカップの前年に、ワールドカップ開催国や各大陸の優勝国が出場する国際大会です。
強豪国と対戦できる上、ワールドカップ開催国で開催されるために現地の情報を集めやすい、貴重な機会なのです。
追記:現在これはなくなったようです。
アジアカップにおける日本
日本は過去に1992(開催地:日本)、2000(レバノン)、2004(中国)、2011年(カタール)に4度の優勝があり、同大会では最も優勝回数が多いです。
と言っても毎回厳しい闘いで、次回も同様と予想されます。
「日本はワールドカップに出られるくらいだからアジア内では当然優勝」なんてとんでもないです。優勝するべき立場上、ある意味ワールドカップより厳しい戦いと言えます。
次のアジアカップ
次回の本大会はアラブ首長国連邦(UAE)で開催され、2019年1月~2月予定です。日本も出場します。
初版 2014-12-31 / 最終