サッカーの箱

入門 観戦 応援

画像で観るサッカー観戦目線での新国立競技場

2020(令和2)年元日、天皇杯決勝での新国立競技場の様子です。外観、コンコース、ゴール裏、座席、応援の様子、屋根やひさし、芝への日照、その他を多数の画像で説明しています。

五輪まで中の見学はできないそうなので、画像でツアー気分はいかがでしょうか。

外観と、周辺との融合

駅前の新国立競技場

都営大江戸線の国立競技場駅を出るとすぐに現れます。上部が少し内側へ傾いているのは圧迫感軽減のためで、実際それは美しさと共に感じます。

新国立競技場の綺麗な木材

スタジアムを目にすると、おそらく木材のデザインのことでしょう、多くの方が「綺麗」と言っていました。軒庇(ひさし)には47都道府県から調達した木材が使用されているとのことです。

新国立競技場周辺の自然

これはスタジアム内から撮ったものです。周辺は建造物もありますが、自然もあるのです。夜景に映える近未来的な案もありましたが、採用デザインは周辺との調和が意識されています。

入場~コンコース

入場

新国立競技場のゲート

ゲートで手荷物検査を終えたところです。案内がわかりやすく表記されています。

新国立競技場のチケット確認

チケットをちぎることなく、バーコードを機械にかざして読み取らせて入場です。

コンコース(回廊)

新国立競技場の1階コンコース

1階コンコースは極めて広いです。雨天時の試合開始前は多くの方がここで待機しますが十分な広さでしょう。

新国立競技場の4階コンコース

4階=3層目コンコースです。自由席/メイン/バックと4分割する柵が映っていますがこの日は全て解放され、(どちらかのチームの服装等でなければ)1周できました。

新国立競技場の入り口標識

天吊りの入口案内はその先の分も見通せ、番号の昇降順で自分がどちらに向かうべきかがよくわかります。数字の100の位は3層目を表しています。

新国立競技場の入口案内板

壁の案内板は、現在地や、洗面所など付近の設備配置や距離がよくわかります。英語表記もされています。

新国立競技場のゴミ捨て場

各階各所にゴミや資源の回収ボックスがあり、英語表記もされています。

洗面所

新国立競技場の洗面所案内板

洗面所入口付近の壁に案内板があり、矢印で動線が書かれていて混雑緩和を促しています。点字や図の凹凸があり、触ると配置や順路がわかります。また音声案内も可能です。

新国立競技場のトイレ

1階コンコースから地下1階に降りたトイレです。個室は隣の別の通路に並んでいます。

新国立競技場の個室トイレ

利用した個室には手すりがありました。一部の個室ではお子さん用の便座やシートもあります。

新国立競技場の洗面台

一部洗面台が低くなっています。

各設備

新国立競技場の大型スクリーン

大型スクリーンは旧国立の1台から2台に増え、北側と南側にあります。時計は北側のみです。

新国立競技場の散水スプリンクラー

散水スプリンクラーは、片側エンドで12基、両エンドで24基もありました。水圧や水路の関係か(?)この日は片側エンドが終わったらもう片側を撒いていました。近年多めに撒く傾向でも十分対応できそうです。

新国立競技場の空中カメラ

空中移動式カメラが設置され、リアルな映像が得られるようになりました。

座席

自由席(1階ゴール裏)

新国立競技場のゴール裏

1階ゴール裏の最後部=最上段です。傾斜は20°です。

新国立競技場の1階天井

頭上は最後(上)部付近でなければ2階の床とかぶっていないので、大きなパイフラも存分に振り回せます。画像右側は車いす席で、コンコースと同一平面で避難も容易です。

新国立競技場の大旗前

席の前はくぼんでいて、物を落としても試合に影響なくスタッフが拾える通路になっています。また柵に大旗の先端を掛けられ、旗を地面になるべくつかずに置けます。

新国立競技場でのビッグフラッグ

多層席のためにビッグフラッグは1層分になっていました。

指定席(4階=3層目)

新国立競技場の指定席の座席案内

階段の適所に座席案内があり、目的席を探しやすくなっています。

新国立競技場の座席

座は跳ね上げ式です。背もたれ、手すり、ボトルホルダーがあります(旧国立はいずれもありませんでした)。

ただかなり狭く、着座してる方は前を横切られる場合に立つか膝を斜めにずらす必要があります。

  • 旧競技場:約54,000席(うち車いす席:約40席 )
  • 新競技場:約60,000席(うち車いす席:約500席)

と座席数が増えているなどでやむを得ないのでしょう。

新国立競技場の最上段の傾斜と視野

3層目の傾斜は34°で視野はいいです。座席前に胸元の高さの手すりがあり、そこにカメラを置いての撮影です。目線であれば前の方の頭は全く気になりませんでした。

新国立競技場の車いす席

4階=3層目ゴール裏側の車いす席です。コンコースと同一平面で、出入口に最も近くです。付き添い人用の座席もあります。

屋根と日照

屋根

新国立競技場の屋根(北側)

北側です。3層席で高さ47mと抑え、FIFAやJFAの基準に合わせて全座席を覆ったためにこれだけ前に張りだしているのですが、木材によって圧迫感がかなり緩和されている印象です。メンテナンス用の可動式ゴンドラも見えます。(ちなみに埼玉スタジアムは2層で58m。)

新国立競技場の屋根(南側)

南側です。透明部分との境目や違いがわかります。

芝への日照

芝の育成上いかに自然光を当てられるかが重要ですが、その設計の働きが目に見えました

新国立競技場の屋根透明部分の日照

南側からです。屋根透明部分からの日差しが、ハーフウェーラインからペナルティエリアまで30mもの広い範囲を照らしています。

新国立競技場の西日採光(開始)

北側バックスタンドからです。座席最上段と屋根の間に、芝のための通風用の隙間があります。そこから入る西日が向かい側コーナー付近を照らしています。

新国立競技場の西日採光(途中)

隙間から入り込む日差しが経過時間とともに手前に移動しています。手前陸上トラック付近の光は屋根中央開口部からの日差しです。

新国立競技場の西日採光(終了)

ついにはすぐ手前コーナーより手前まできていました。西日さえも日照を有効にしているようです。

以上ですが、観戦者のことをとにかくよく考えて作られている印象でした。また画像ではわかりませんが旧国立に比べて声援の反響が大きくなりました。

スタジアムまでのアクセスは下記の当サイト関連記事をご覧願います。

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