競技規則 第8条 プレーの開始および再開
サッカー競技規則 2019/20 のうち、第8条 プレーの開始および再開 の部分です。
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第8条本文
試合の前半、後半、延長戦の前半、後半の、開始および、得点があった後のプレーは、キックオフによって行われる。(直接または間接)フリーキック、ペナルティーキック、スローイン、ゴールキック、コーナーキックはその他の再開方法である(第13~17条参照)。主審がプレーを停止し、この条で定められた上記の再開方法が当てはまらない場合、ドロップボールで再開する。
ボールがインプレーでないときに反則が起きた場合、プレーの再開方法は、変更しない。
1. キックオフ
進め方
- コイントスに勝ったチームが、前半に攻めるゴールか、またはキックオフを行うかを決める。
- この結果により、相手チームがキックオフを行う、または前半に攻めるゴールを決める。
- 前半に攻めるゴールを決めたチームは、後半開始のキックオフを行う。
- 試合の後半には、両チームはエンドを替え、反対のゴールを攻める。
- 一方のチームが得点したのち、他方のチームがキックオフを行う。
すべてのキックオフにおいて:
- キックオフを行う競技者を除いて、すべての競技者はフィールドの自分たちのハーフ内にいなければならない。
- キックオフをするチームの相手競技者は、ボールがインプレーになるまで9.15m(10 ヤード)以上ボールから離れなければならない。
- ボールは、センターマーク上に静止していなければならない。
- 主審が合図する。
- ボールは、けられて明らかに動いたときインプレーとなる。
- キックオフから相手競技者のゴールに直接入れて得点することができる。ボールがキッカーのゴールに直接入った場合、相手競技者にコーナーキックが与えられる。
反則と罰則
他の競技者がボールに触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合、間接フリーキックが与えられる。ハンドの反則の場合、直接フリーキックが与えられる。
キックオフの進め方に対して、その他の反則があった場合、キックオフを再び行う。
2. ドロップボール
進め方
- 次の状況でプレーが停止された場合、ボールはペナルティーエリア内で守備側チームのゴールキーパーにドロップされる:
- ボールがペナルティーエリア内にあった
または - ボールが最後に触れられたのがペナルティーエリア内であった。
- ボールがペナルティーエリア内にあった
- その他のすべてのケースにおいて、主審は、ボールが最後に競技者、外的要因または審判員(第9条1項に示される)に触れた位置で、最後にボールに触れたチームの競技者の1人にボールをドロップする。
- (両チームの)他のすべての競技者は、ボールがインプレーになるまで4m(4.5ヤード)以上ボールから離れなければならない。
ボールがグラウンドに触れたときに、ボールはインプレーとなる。
反則と罰則
次の場合、ボールを再びドロップする:
- ボールがグラウンドに触れる前に競技者がボールに触れる。
- ボールがグラウンドに触れたのち、競技者に触れることなくフィールドの外に出る。
ドロップされたボールが2人以上の競技者に触れることなくゴールに入った場合、プレーは次のように再開される:
- ボールが相手競技者のゴールに入った場合、ゴールキック
- ボールがそのチームのゴールに入った場合、コーナーキック
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